【ダーツ】私のバレルの選び方
こんばんは、きしです。
最近不調に悩み、バレルの交換を考えていた方から質問をいただきました。
私なりのバレルの選び方、交換時をお答えしたいと思います。
バレルの選び方
私はBフラ程度までハウスダーツで投げてました。
バレルも、一つしか買ったことがありません。
一つたとえ話をしたいと思います。
騎手が馬を選ぶ時の問題のことですが、似ているところが大きいです。
騎手は自分に相性のいい馬を必死に探します。
馬の種類、親の成績、性格、顔、毛並み、体格…そして、実際にのってみて性格が合うのか合わないのか。
そうして苦労して自分に最適の馬を探す騎手Aがいます。
一方で、健康でポテンシャルがあることだけに注目して馬を決める騎手B。
『馬に自分を合わせて、二人で成長する』
どちらがいいのかは、今感じているのではないでしょうか。
もちろん一長一短ではあります。
私は後者です。
だいたい、馬の性格をすぐに把握できるわけがないと考えているからです。
それに人馬一体というように、どれだけ馬と呼吸を合わせることができるかの方が重要だと考えているからです。
もちろんA寄りの方で、自分に最適な馬を選んで呼吸を合わせるほうが…と考える人がいるかもしれませんが、心の持ちようです。
良い馬を求めるか、自分が成長するか どちらに重心を寄せているかの基準にしてください。
さて、バレルの話。
僕は、「どんなバレルであれ、それに合わせてどれだけ修練を積めるか」を重要視しています。これは、バレル選びの時に店員さんに直接言ったことでもあります。
そのうえで、バレルの選び方についてお話します。
決してバレルを適当に選べと言っているわけではないのです。
バレルの選び方
これは、僕なりの選び方です。
ただ、間違ってないなとは思っているので参考にしていただければ幸いです。
まず、第一ポイントは重心です。
誰しも、バレルの持つところは癖や決まり、気持ちいい持ち方があると思います。
その持ち方を崩さないために、グリップの位置と重心が近いものをピックアップしましょう。店員さんに聞けば一杯出してくれますよ!
※グリップの握り方がわからない人は、『Bフラの壁の壊し方』のグリップ欄へ。
第二ポイント。試投です。
バレルを買わないかもしれないのに、そんなに試投できないよ…って方、多いですよね。
気になるなら、自分でしり込みせず店員さんに聞いてみましょう。
正直に、
『バレルを選んでて、買うかはわからないんですが投げてみてもいいですか?』
と。
そのうえで、このバレルは重いですね、投げやすい気がします、と感想を言うようにしましょう。細やかな違いは素人である私たちにわからなくとも、プロである店員さんなら様々な種類のバレルを感想に応じて見せてくれます。
私も買わないのに、1時間投げさせていただいたことがありました。
TITO広島店の方には頭が上がりません。
さらに、フォロワーさんの話では
『四時間投げさせてもらって、その場にいたお客さんからお古をもらった』
という方もいます(笑)
バレル選びにかける時間
— きし (@intrapple) 2019年6月21日
第三ポイント。直感
わからない人には、難しいかも。
直感とか、ご縁と思っています。
私は、それぞれのバレルを試投してみて、1投目でダブルブルのさらに真ん中にストン入ったバレルに縁を感じました。
そして、即決。
一番最初に当たった弓矢は、最期に射る時外さない。
形状や重心をある程度決めたら、そのほかの理由はプラスアルファです。
直感以外にも、好きなプロ選手のバレル、見た目がよい、安い、新技術、店員さんおすすめ、ガチャで当たった、 なんでもよいのです。
バレルの交換時
質問してくださった方にも、お話したのですが、
不調を道具のせいにはしないでください。
前回の記事、『不調時の精神コントロール』にも書きましたが、道具が原因でない場合が多く、道具をかえると自らの地盤を崩します。
基本的に、自分の修練不足だと認識してください。
交換すべき時は、どうしても治らず、『一度全てを壊してでもリセットしたいと思った時』だと思います。
極度の不調の時は、バレルやフォームを変えるチャンスです。
その時まで、不用意な交換は待つのがいいと思っています。
ただし、交換時の例外として
・同系列上位互換のバレルが現れた
・フォームの変化に合わせて新調
・別のご縁に出会った
などがあります。
結局本人次第なのですが、マイナス思考からの交換は罠であると伝えられれば満足です。
バレルの収集が趣味の皆様は、すごく高みにいるような気がしています。
金銭的にも、知識的にもすごいなぁと感想を述べるダーツ歴3か月です。
バレルの紹介
私の使っているバレルは、TITOシリーズの『怠惰』ちゃんです。
全長44mm
最大径6.6mm
重量16.5g
タングステン70%
のストレートバレル!
名前が怠惰なのに、毎日三時間くらい触られてる怠惰ちゃん…
【ダーツ】不調時の精神コントロール
こんばんわ、きしです。
まず、前回の記事へ多くの方から好評をいただきました事へのお礼を言わせてください。
何気なく書こうと思ったことで、公の場に公開したのもはじめてでした。それにもかかわらず、温かいコメントの数々でほっこりです。
しかしながら、今回はすこし残念ともいえるお話です。
『不調』
ダーツをしている方なら、今までに何度もあったと思いますが、その不調が訪れた時のことにつて書いていこうと思います。
といいつつ、私が今不調の真っただ中。ダーツを投げ始めての初めてともいえる不調の日を体験しました。
私が最も恐れていたタイプの不調の日でした。
なので、私が現状を整理するのと同時に不調の種類とそのコントロールについて考えていく所存です。
まず、不調の種類から
・怪我や病気などの身体的問題。
これは誰にでもありうる可能性であり、対処を誤ると長期化する恐れがあります。
初心者に起きがちな怪我は、いつかの記事で触れています。よければ、昔の記事をのぞいてみてください。
怪我や病気はダーツ自体に制限を受け苦痛を伴う反面、問題が明確であり解決策が見えていることが多いです。
今回は、風邪の病み上がりなので少し該当しますね。
一日を通して、頭痛と倦怠感のせいでふらふらしてました。あまり重症というわけではないのに心配してもらい大変恐縮です。しかし、細かいズレが多発した原因かもしれません。
あ、寝不足も…?
不眠、疲労などは本当に原因かわからない分、いやな感じです。体調管理は基本なので以後一層気を付けたいと思いました。
・道具
バレルやフライトなど道具が悪いと、 という場合。
これは、本当に道具のせいなのか?? が大切。
次の記事で道具についてちょっと書きます。
次ぃ
・理由が不透明な不調
最悪の不調がこれです。
理由がわからないので、解決策もなく長期化します。
理由がわからないので、八つ当たりし始めます。
それでも解決できないので、精神的に負の感情が高まります。
このままでは、負のスパイラルが始まってしまいますよね。
特にこれが重症化すると、ダーツに対する不安感やストレスを煽られ、己の精神を大きく崩しイップスになります。
理由のあるイップスは聞いたことがありませんね。
理由がないからこそ、突然発生し間違った対応をして自分が築いてきたものを壊してしまうのだと思っています。
すみません、イップスは多くの人が考えている問題であり、ここで触れるには深い問題です。言葉足らずであればご容赦ください
まず、これらの問題を解決するために『八つ当たりしていませんか?』と考えてみてください。
八つ当たりとは、
今日は調子が悪いなぁ
→このバレルが合わないんじゃないだろうか
→フォーム・テイクバック・距離感がおかしい
→台が調子悪いせいで、集中がきれた
→一緒に対戦しているやつが気に障る、01調子悪いのに01しようといわれた、話しかけてくる、なんか気を使ってきて微妙な雰囲気だ
→台を殴る、強引にバレルを引き抜く、ボタン強打、
→勝負をあきらめるような投げ
さて、このように『本当の原因でないものに対してアクションを起こすこと』はすべて八つ当たりと考えてください。
特に、他人や機械にあたるのは最低の行為です。
もししてしまったら、何よりも謝罪しましょう。
八つ当たりは不調の原因がわからないからこそ、考え付くものに手当たり次第にぶつかっていく様子だと表現しました。
これが負のスパイラルの入り口です。
何が悪いかわかりますか?
答えです。『正しいものを原因だと考えて、壊してしまう』からです。
不調だから→フォームを変え、道具を変え、友達にあたり、、、
結論から言うと、それらが原因でないので不調は止まりません。逆に、自分の土台を自ら破壊することでもっと不調になります。
で、あるならば解決策は二つ。
1.原因の解明を行う。
2.基礎に立ち返る。
1の原因の解明ができる方は少ないのではないでしょうか。
なぜならば、感覚派の方がそれに該当するからです。
感覚派の方は、あらゆる要素を一つの感覚として統合しているため、その全てが巧くいっている時の精度・成長には目を見張るものがあります。
一方で全ての要素を統合するため、内包されたどの要素の部分が原因か判別しづらいのです。
精密機械の一つのねじが緩んでいる状態です。それを、外側から叩いたり振ったりして偶然ネジが締まるのを待つようなもんです。
もちろん、色々いじる過程で他の問題が発生すると最悪ですよね。
理屈派は、その要素を個別に形成し組み上げるので原因の解明ができます。
もちろん、原因の解明は真剣に考えなければできないでしょう。
なので正しく言うと、理屈派は解明ができる可能性画ある、でしょうか。
原因がわかれば、解決するだけです。
わからなければ、解決策2に取り組みましょう。
2.基礎に立ち返る。
基礎とは、理屈理論に近しいです。
まっすぐ腕を振る、ブルをよく見るなど。
自分がこれまでにしてきた基本的な練習を思い出し、絶対に間違えていない土台部分の再認識に取り掛かりましょう。
問題は『現在』の問題です。
つまり、問題がなかった過去に帰ることで現在との対比ができるだけでなく、現在の正しい物まで壊すことを予防できます。
理屈派のかたは、自分の理屈を丁寧にもう一度積み上げましょう。
理屈派なのに、上達につれて思考を省略し感覚が増していることがあります。
理屈派の方限定でもう一つ解決策があります。
新理論の導入。
現在の理屈が、上達における限界に達してしまったゆえの不調であれば新しい理屈を伝授してもらい付け焼刃とするのです。
新しい理屈を、次第に自分のものにできれば差を探し、比較し、より新しい思考を得られます。
理屈派の成長は、情報を取り込み自分の中で処理することです。
さて、ここからは私の話。
ここまで読んでいただけたなら、最期までお付き合いください。
ここ最近、ブルから大きく外してしまうことが増えました。
今日なんか01のスタッツが60台になることも。
とにかくブルが入らない。
さらに言うと、なんか集中できない気がする。
レーティングも下がるので、台のせいにしたり対戦相手にわかるレベルで沈んだ空気をまとっていたり…
まだまだ未熟であると痛感している次第です。
そんな私も、原因でないことに八つ当たりはだめだ!と思い、こうして言語化を始めたわけです
上の記述もその一環ですね。今考えました
今後、文章の推敲をしていきたいです。
さてさて、私は 1原因の解明 に尽力することとしました。
理由は、理屈と感覚の比率のズレです。
考え方としては、
・ブルが入らないのにトリプルゾーンには入る
→理論の多くはブル用。他の場所は入っているのにブルに入らないということは、理論になにかしらの問題が発生している
・投げ始めにハットが出るのに、そのあと崩れる
→入るときがあるので、理論が機能することはある。慣れると崩れるので、理論の内容ではなくON OFFが原因ではないか
理屈は私を急成長させたことは間違いないのですが、成長のせいで感覚でも投げることができるようになり、私の中の理屈を感覚が追い出そうとしてしまったのです。
理屈は脳の表層の思考であり、感覚は深層の思考。この不整合が原因。
気が付いたら、普段のチェックを怠り、焦ってスローしていたように感じます。
それに、チェックした後の意識の切り替えもへたくそになっていました。
今日もしっかりチェックして投げるとハットもベッドもでましたが、長続きしません。
しかし、よく考えたら理論の内容はよくて感覚も成長してることになります。
うまく整合させたらまた返り咲くはず。精進します。
ここからは、不調時の精神コントロール
やっとタイトル。本題
ここまでの話は、具体的な解決策です。
ここからは、不調の緩和として精神のコントロールについてです。
まず、第一ステップ 『受容』
私は今不調である!! と認めましょう。
まずは不調であると認めないと、傷を増やします
第二ステップ 『伝達』
対戦相手や、Twitterで 自分が不調で苦しんでいることを正直に伝えます。
言い訳みたいにならないように…
私は、これで皆さんから多くの温かい励ましや、色々な打開策、経験談をいただきました。
すごく元気が出ますね。ありがとうございます。
第三ステップ 『対策の立案』
不調の修正にいきなり実行は良くありません。良いものにまで手を加えてしまいます。
色々原因を探って、対策を考えます。
私が今日できたのはここまで。
どうしてもブルが入らないのは、運が悪いとかではなく原因のある不調であると断定。
完全に沈み込んでいたため、対戦相手に『調子が悪いみたい。落ち込んでてすみません。次はクリケットでお願いします』と、不調であることを伝え、謝罪し、こちらかららしいゲームの提案をする
不調のときこそ、相手のせいにしないためにも自分で何のゲームをするか言うべきでした。
そして、帰り道でTwitterで励ましてもらって対策を考えると。
とにかく、自分の状態を知り原因を考えることが大切です。
そこがないと、やみくもにイライラしてしまいます。
Bフラの壁の壊し方
フォロワーさん見る感じ、Bフラ手前で止まってる人が多い
— きし (@intrapple) 2019年6月16日
僕も感じてきたけど、Bフラの前に壁があるしそれ故にBフラが別格感がある
時間かけるか、自分にとっての課題を見つけるかすると案外すんなり行ったりするから頑張ってほしい
※頑張るじゃなくて、楽しむんだ!って人は既に最強だから
こんにちは。きしと言います。
今回は、ダーツを初めて数週間から数か月ほどの方を対象に書こうと思います。
私がダーツ歴3か月になろうとしているので同期さん達に少しでも役立てば幸いです。
テーマは、『Bフラの壁の壊し方』 いわゆるレーティングの上げ方、ダーツの上達法などと言ってもいいかと思います。
これまでにも、友人やTwitterのフォロワーさんに対して「私がしている練習法」や「練習する時の心得」といった内容のお話をする機会がありました。それを、できるだけわかりやすく纏め直して、共有したいと思っています。
まず最初に言っておきたい大前提ですが、ダーツは十人十色の練習と心得とフォームがあり最適解もそれにならいます。なので、本当に相談がしたい方は直接リプやラインをください。直接フォームを見たり、細かく話を聞くことはできます。
とはいえ、
ダーツとは2メートル先にある直径4cmほどの的に矢を投げる競技です。
ダーツとは的に届く投げ方を3回再現することを繰り返す競技です。
非常に単純であり、奥が深いことは皆さんもご存じの通り。
Bフラの壁を破るための共通策はいくつも存在するはずです。
今回は私ができうる限りで、普遍性のある方法を文字にしていきます。
前置きが長くなりましたが、これからの話をする前提なので我慢して読んでくださった皆様には感謝しています。それでは下に続きます。
※追記
前半部を理屈派 後半を感覚派についてわけました。
最後に、小手先のコツやお話をのせました。
できる限り、誤解がなく普遍的で簡潔になるようにした結果1万字に及ぶ長編になってしまいました。一度に読むのは疲れると思います。
ゆっくり、時間のある時に読んでいただけたら幸いです。
ステップ1
あなたは、「感覚派」ですか? それとも「理屈派」ですか?
まあ私が勝手に呼んでいるので、気軽に考えてください。
感覚派とは、自分が気持ちよく投げれてブルにはいる感覚を掴んでいく人です。
傾向として、一回ブルに入りだすまで調子が出ないがノッてくると自分でもびっくりするほど入る人。成長は早いが、スランプになると先が見えない人です。
今回は、この感覚派が多いと思っています。
理屈派とは、自分で決めたフォームがありそのフォームで完璧に投げることができたら100%入ると考えるタイプです。
私は何なのか。
私は、自分の根幹を理屈で形成し、投げる時は感覚派となります。
結局は的に入れるわけですから、的に入れるという意識で脳に演算させるほうが効率的です。しかし、それでは一貫性の無い、効率の悪いダーツをする可能性があるのでサブ機能として理屈を取り入れているわけです。割合は、氷山の図と同じ。見える部分は感覚で見えない部分は全て理屈で動いています。
みなさんも、程度の差はあれこの二つの混合だと思います。
私の知っている人に100%感覚派と豪語している人もいますが、(笑)
自分がどちらなのか、どちらよりにしたいのかを決めなければダーツの練習から迷ってしまいます。また、他人から教わるときでも合わないと感じるかもしれません。
よくわからない方は、理屈派の考えをざっと習ってみてください。今回は文字でまとめますが絶対に話すほうが伝わりやすいかと思います。
理屈派の言ってることに拒絶感があれば、無理にする必要はありません。
その代わりの方法は後述します。スクロールスクロール
ステップ2
ここでは、理屈派のお話をします。
私は、ダーツを始めてからずっと投げ方やフォームを模索し修正し続けながら練習してきました。
その結果殆どレーティング上の停滞はなく、外から見れば壁を感じずに成長した例のように見えるでしょう。
しかし、私がそこに補足すると常に壁を感じていました。その壁とはいずれぶつかると予測される壁です。
壁とは、ある課題を抱えているにもかかわらず解決策が見つかっていないか課題が何かわかっていないかの状態でスランプに陥ることをそう呼んでいます。
私は、「今のフォームではいずれ、こういう問題が発生するだろう。そうすると、成長が止まってしまうから今のうちに修正しよう…」と課題を認識して先回りして解決に取り組んできました。いってしまえば、常に課題を抱えているので万年壁の中です。
課題が分からないから困っている人、そんな人は上級者に課題を教えてもらえばいいんです。今からも書いていくつもりです。
さて、課題といいましたがまずは基本 正解から書いたほうがいいと思います。
私は、スタンス・体幹・肩・肘・目・グリップの6点で体勢を作り
目の焦点(ターゲット)・矢速(腕の振り)・リリース・ルーティンの4点でスローをします。
つまり、ダーツを投げるまでに10個のチェック項目をつくり10個が成功すれば100%入ると信じています。ちなみに仮想ターゲットは毎回ブルです。その他は現在も試行錯誤中
1、スタンス
私はオープンスタンスではじめ、色々な問題が生じた為(前回の記事に詳細)クローズスタンスに変更しました。
今は、クローズとスタンダードで微調整を試行錯誤している段階です。
スタンスに近しいですが、足の位置もポイントです。
無意識のうちに毎日足の位置がずれるのはいけないことです。
感覚派のひとでも、足の位置は意識したほうがいいと思います。後述
ダーツは再現性が大切です。足の位置がずれてしまうと根幹からずれるのは間違いありません。
上級者は場所をずらして投げたり、そういう練習をしています。
それが必要になるのは、同じ位置から的に入れられる実力がついてからです。
私は、滅多に場所を動きません。そういうプレイが必要なのは一日に一回くらいです。
2、体幹
上の画像、背筋がのびてますよね?
これが、疲れてくると歪んできます。
ダーツをしていて、足が疲れるのはわかると思いますが実は背筋もかなり疲れてきます。背筋(脊柱起立筋群で検索ぅ)が疲れてしまうと、お辞儀しているように猫背になったり横に折れるように歪んでいきます。
女性の方で、腰が痛いと感じる人も多いのではないでしょうか。
腰や骨盤の上にのっている上半身がゆがむと、それは支えている基盤である腰や骨盤のゆがみにつながるからです。
それはもちろんダーツにも影響します。その人の身長と的の位置にもよりますが、背筋は一定に保つほうが安定し、どうせ同じ姿勢を保つなら設定しやすく身体的に疲労の少ない姿勢にしておくべきです。
それに、ダーツはエンターテインメントでもあります。人から見ていてかっこいい姿勢を維持することも大切ですね。
体幹のトレーニングは家でもできます。トレーニングではなくとも普段から姿勢よく過ごすことを心がけるといいかもしれません。
3、肩 4、肘
この2つがターゲットに向くようにしましょう。
足の中心をターゲットに合わせる人がいますが、私の経験上実際にダーツを保持する起点になる肩と肘がターゲットにあっているほうがよく入ります。
ターゲットする部位が別だとしても、この2点がどこにあるときに成功確率が上がるか意識することが大切です。
さらに、Bフラの壁を感じている方々。そういう人のダーツを見ると、大きく外すとき肩が跳ね上がったりしています。肘が投げる前から下を向いたりしています。
ダーツライブのビックブルというゲームがありますが、私は10試合やっても1200点を下回ったことはありません。レーティングが5くらいの時の話です。
ビックブルで満点を取れない人は、微調整を超えて大きくフォームがぶれていると自覚してください。その大きな要因として肩や肘の場所と動きがあるということです。
とくに、ブルに入れるぞーと意識が集中した時に肩や肘への意識がなくなりぶっ飛びます。心当たりがある人は上記の内容をもう一回読んで うんうん と納得してください。
※追記
肩にも筋肉があります。私は無意識に肩に力を入れているときは入りません。
うまい力の抜き方も大切です。
5、目 6、目の焦点
これは、目と矢の距離や位置関係を一定にしようという話です。
僕自身、試行錯誤中の難問です。案外これを気にする性でフォームが分からなくなりそうだったので中断しました。
ただ、大切な問題です。矢が視界に入ったまま投げるか、視覚に入れない位置で持つかいろんな人がいます。
利き手と効き目が逆の世界王者だっています。
ただ、一つ言えることは目の焦点はターゲットにきちんと合わせることです。
私はティップ(矢先)を見つつターゲットに合わせます。そのあと目の焦点と意識をターゲットに合わせます。この2手順を踏むとズレが少ないと思っています。
海外の人で3本を5秒くらいで投げれるような人もいますが、私たちは一本一本ターゲットに合わせ、丁寧に狙っていきましょう。
7、グリップ
画像を小さくできない。。
これも、ものすごく人それぞれですよね。
極論入ればよかろうなのですが、迷ってる人がいたら参考にしてください。
まず、気持ちいい持ち方がある人はそれをベースにして問題ないでしょう。
無い人は、プロの動画をみていろんな型があるな~から始めてみましょう。
ただ、あまり指の腹で持ったり指が矢の上にかかるのはお勧めできません。
私はできるだけ指先でつかむようにしています。リリースの時にぱっと離せるのでいいかなと思っています。
あとは、セットしだいですが重心の位置は必ず確認しましょう。
勝負で熱くなっていると、普段よりも先端のほうを持って投げていたりする人もいます。落ち着く意味でも、どこを握るか意識してみてはどうでしょうか。
8、腕の振り
肘の関節と手首の関節の向きで腕を振る方向が決まります。
一つ一つの関節を気にするのはナンセンスです。というか、僕の処理能力では無理でした。
腕全体を一つの鞭のように意識して連動させるほうが安定します。意識しないんじゃなく、意識して関節を一つの物のように扱います。
このへんは意識するとイップスになる可能性があるので、成績の関係ない家投げでの練習をお勧めします。
ここで大切なのは意識の切り替えです。腕の向きや振りをサブで意識します。メインはターゲットに入れる意識です。投げる前の時間を使って腕をセットし、意識をターゲットに切り替えてから投げてください。
投げる時は、ターゲットに入れる意識9 腕への確認1くらいの割合で投げれるとバランスがいいです。
腕の振りはもう一つ大切なお話があります。
矢速です。
私は、上記のチェック項目でブルを狙うときは矢が必ず正中線に飛ぶようなフォームをお伝えしてきているつもりです。
なら高さをどうするのか。それが矢速で調節するようにしています。これは、他ではあまり聞かないような気がします。
正中線に飛ぶから、矢の力加減で高さを合わせるんです。
この強さで投げれば、ブルに入る を覚えるんです。
この辺、感覚派っぽいですよね。でも、毎回ブルをターゲットするより力加減で覚える方が狙いの連続性があるので次につなげやすいです。(結構真髄だったり)
分かりにくかったら質問してください。これだけで全部伝えられてる自信はないです。
9、リリース
一番大切なのはリリースポイントです。
どこで、リリースするか。
矢速が速い人に起こりがちなのが、リリースポイントが遅すぎること。
↓あ、右利きの場合です。
野球で例えると素人が思いっきりボールを投げた時に、ボールを地面にたたきつけるみたいに下に投げてしまうことがあると思います。
ダーツの場合、矢が大きくずれた時にT19 T7 T16付近にキャッチが入ることが多い方はこの傾向です。
矢速を調整し、リリースポイントをしっかり意識できるようにしてください。
逆に1によくそれる方は、リリースポイントがはやいか肩が上がっています。
『えいっ』こんな風に投げてる人は、肘を挙上しながら投げているので手首が大きく山なりを描いてしまっていることがあります。
全員に共通して、疲労がたまると認識よりも矢が下に落ちるようになります。
そんな時は無理に修正しないでください。変な力加減を覚えます。
コツとして、壁に頭をつけて 壁に懺悔する男 みたいなポーズで数秒目を瞑ってみてください。
体の疲れもそうですが、脳の疲れも一時的に緩和されます。
また、リリース時の回転ですがあまり気にしないでください。Bフラの壁にふさわしい問題ではありません。私にもわかりません。
ただ、必要以上に指がかかるのは誤差の助長です。自分のグリップに自信が持てる理由があればなんでも大丈夫です。なんとなくで型をあやふやにはしないようにしましょう。
10、ルーティン
身体のパーツごとの説明は最期になります。
ダーツを投げる前後のルーティン。私はこれを重要視しています。
まず、投げる前の時間を稼ぐ。これは自分が落ち着くための時間です。
なんでもいいです。しているうちに本物のルーティンになります。
恥ずかしいかもしれませんが、些細なものでいいので作りましょう。
特に緊張する対人戦では、普段のよく知っているルーティンを挟むことで少し自信を持てます。
不安から色々ぐるぐる考えることを、ルーティンに封じ込めることもできます。ルーティン中はブルを睨み、集中している外見だとより効果的かもしれません。
外から見ておろおろした姿を晒すより、集中した姿を保てるのも実は精神的に安定を保ちやすくなります。まずは形から。中身はついてきます。
ちなみに、私のルーティン。
矢で左胸を軽くたたき、短く息を吐いて矢をぴたりと構えます。
スローしたあと、軽く重心を後ろに戻しもう一度息を短く吐いて2スロー目に入ります。
重心を戻すかは、人それぞれ。私は一回一回仕切り直し、身体のパーツ(10か所)を確認したいので一度戻します。
重心を変えず、3投投げ切るのもいいでしょう。オランダの選手なんかは伝統的にそうしているみたいです。投げるまでの時間を短くしたいなら、重心を変えないべきでしょう。
長くなりましたが、一応これが僕の理屈派部分の根幹です。
合わない人や、もっと上手な方からのご指摘があるとは思います。
読みにくい箇所も多々あるかと思います。
私のためにも、その都度時間がありましたらご連絡いただけると幸いです。
ステップ3
感覚派の話をしていきたいと思います。
一つ強く言わせてください。結局投げる時は感覚です。
人間の脳みそは、おおざっぱな計算が大好きです。野球のフライのキャッチ、バスケの3ポイントシュートなど機械ではなかなか計算できないことも瞬時に計算できます。
つまり、2m先の的に矢を当てるのは得意な分野と言えます。
ためしに、フォームも適当に何となくブルめがけて投げてみてください。かなり近い位置に矢が飛ぶはずです。
では、なぜ理屈派がいるのか一度考えてみましょう。ブルを狙うため、ではありません。
『ブルに届けるための身体を制御するため』です。
正しいフォームで常に一定の投げ方ができるとすると、身体に意識をしなくてもよくなります。
つまり、脳の演算 感覚に全力を注ぐことができるのです。
感覚派の方は、身体を一定にしてブルを狙う感覚を研ぎ澄ましてください。
感覚派の可能性は無限です。理屈派よりも早く高くいける可能性を感じます。
でも、Bフラで迷ってしまうのもこの感覚派。
ダーツを始めた時と比べて知識が付いてきます。先人の教えを受けます。
フォームを、テイクバックを、あれをこれを。
ちがいます。感覚派である以上そちらをメイン思考にしてはいけません。
足の位置、手の位置、これはあらかじめ決めてしまい感覚を研ぎ澄ますのが一番です。
研ぎ澄ますとは、集中を高めてブルに入った場合その感覚をゆっくり吟味し再現できるようにすること。
ダーツがいつブルに入ってくれるかわかりません。
『たまたま入った』でいいんです。
その偶然を自分の感覚に落とし込むことが本当に大切なのです。
私の場合、2回連続で「たまたま」ブルに入るとその感覚を掴めます。
感覚派だから考えないは間違っています。理屈派が分けて考えるところを、一つの感覚として統合して覚えるのだから一投一矢に集中してください。
外したときは、どんなふうに外れたのか思い出してみてください。
一投一矢への集中はきついです。でも、上を目指すなら私はした方がいいと考えます。
もし、その集中ができない場合、矢を投げ続けてください。経験値はたまります。体力もつきます。いつか集中できるようになります。
ここからは、話の小ネタ。精神論。コツのかずかず。
感覚派も理屈派も良ければ読んでいってください。
・レーティングの上がり方
レーティングは階段的に上がります。課題を一つクリアすると急に伸びて、新しい課題に出会うと横ばいです。斜めに一直線じゃありません。上がって止まって上がって…
それでも経験値はたまっています。壁を破ったあとは急成長が待っています。頑張ってください。
それと、レーティングが上昇しているときは思いっきり伸ばしましょう。
01が調子よければ01を思いっきり伸ばします。クリケットなら、ガッツリ20ゲームくらいやっていいと思います。
先ほど言った通り、定期的に停滞します。急成長する時に成長せずしていつ伸ばすのでしょうか。バランスなど気にしないでください。レーティング詐欺といわれてもはねのけましょう。全て後からついてきます。
私は、01が伸びる時01を…01が停滞したらクリケットが伸びてきます。01もクリケットもダーツの経験値に違いありません。練習すれば、どっちもうまくなります。それなら、調子がいいほうを積極的にしてください。
交互にしてたら、総合レーティングは右肩上がりです。
・練習の話
〇か月練習しているのに、ダーツ歴〇年なのに!!
という方がおられます。言い方が悪いですが、練習で時間を使うのは当たり前なのです。そこに、質を上げる努力を怠ったものはもはや努力とは、練習とは言えないのです。
〇時間練習は当たり前。じゃあそこにどれだけ価値をつけれるか、質を高めれるかです。
質の高め方は上に書いています。
誤解をされないように言うと、2か月と3週間でレーティングが13になったから言っているのです。その速さを考慮するなら時間に質をかけなければ実現できるわけがないということです。
まるくまとめると、『レーティングを上げたいなら』毎日何分でもいいので練習の時間を取り、その質を上げる努力を怠るなです。
ダーツが楽しい という人に苦行しろというわけじゃないのです。
そして、わたしはダーツの練習の質を高める練習が大好きですし、ダーツを投げることが本当に楽しいのです。ダーツが好きな事、それをレーティングにも反映させてほしい。厳しく書いた気がしますが、よく見かける人の努力が報われてほしいという一心です。
・矢の軌道
矢の軌道を意識しろ!よく聞きますよね。
さすがに、僕はこれを処理できませんでした。そんな方がいれば、お伝えしたいことが一つ。
的を外したとき、腕の方向と外した場所を見比べてください。そのうえで、どのような軌道を描いたか意識しましょう。
投げる前の意識は無理でも、投げた後なら意識できます。
そして、意識すれば自然とフィードバックされます。
・一人練習
上記の練習は全部一人練習です。友達や対戦相手がいたら、勝つことに集中しましょう。
レーティングやもろもろよりも、勝ちにこだわってください。その方が正しいダーツの姿です。
難しいことは、一人の時にたっぷり考えて陰で練習を積みます。
私は、一人練習を9 対戦を1の割合でしています。
一人練習で、いいとこだけTwitterに挙げています。なんかすみません。
・筋トレ
ダーツはスポーツです。筋トレするしかない。
思いつき次第、追記していきます。
ダーツを投げていると色々思いつくのですが、pcに向き合うとなかなか。。。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
繰り返しますが、ダーツは十人十色。ここにかかれたものは、私が感じたり考えたごく個人的な内容です。
恥ずかしながら、ダーツの教本など読んだことがなく師となる人もいないので誰かと話が被ったり対立したりしているかもしれません。
逆に、これが何かのきっかけになったり、『合ってるかも』と感じていただける方がいましたら近しい境遇の方に共有していただけたら幸いです。
今回は 『Bフラの壁の壊し方』 でした。
歴代最速の@ダーツ 【質】の五月編
こんにちは。きしと言います。
五月は本当によくダーツを投げたと思います。月の前半は半分以上お店に投げに通い、月の後半は念願のダーツ盤が家に届いたため毎日投げていました。
現在六月のはじめにこの記事を書いています。ようやく過去の振り返りが追い付く形となりました。
それでは五月編、入りたいと思います。
『お前は本当に大学に通っているのか?』
とのいわれるほどの生活をしておりました。もちろん大学生ですので日々の優先順位は勉学を一番としております。その大学が終わった後に、家への帰路にあるお店に通いダーツ練習に励んできたわけです。
多い日は七日の内五日投げに行っていました。
レーティングの話をすると、五月も先月に引き続き右肩上がりです。ほとんど前日よりもレーティングを上げて家に帰ることができています。
月初めが6.74から始まり、月終わり(最後の一週間はデータにないです)にはレーティング9の壁を超えています。
レーティング内容の話に移るためには今月も振り返る上で前期 後期に分ける必要があるようです。
とは言うものの、月の前期に関しましてはいうことがありません。ただ練習量が増えた為レーティングもスタッツも上昇したとしか言えません。
真髄は月の半ば、レーティングの低下したタイミングに存在します。
このタイミングは私が投げ方の改変を試みたタイミングです。レーティングの伸び自体には不満はありませんでしたが、いつか壁にぶつかってしまう予感がありました。
何故かというと、ただ漫然と練習をすること自体が間違っているからです。
努力とは掛けた時間、費やした労力をいうのではないのです。
時間を掛けることや労力を費やすことは大前提であり、普通極まりないと言えます。
大切なことは、そこに限界まで質を上げることです。
纏めます。努力とは時間を労力を確保し、限界まで質を向上させて初めて成立するものです。
私の場合、五月に入って時間や労力を確保することができました。そこで、次にフォームを理論的に組み上げようと取り組んだのです。
フォームに関しては次の記事でまとめようかと思っています。
結果的にフォームの改変は成功し、続く爆発的な成長を促しました。
努力に質を含めた結果をスタッツの比較で皆さんに分かりやすく示していきます。
どちらも五月十二日から一度落ち込み、そこから急激に上昇しています。
試行錯誤している間は苦しいものです。しかし普通に練習していて理由もわからず伸び悩むことはより苦しい。
私は、その状態に陥る先達をよく見ていました。これからの人も、伸び悩む人たちにも参考になる話が少しでも出来たら幸いです。
最後に、アワーズを。
今回は345月のデータをまとめて掲載します。
アワーズは五月入ってブラック以外は出すことができました。私はブル練習を強く推しているのでブラックが出ていないのは非常に遺憾であります。
言い訳をするなら、ブラック1BITやブラック聴牌は何度も出ているのです。そのうち出るかなと緩く構えていきたいです。
初めてのbedは19です。私の一番の得意ナンバーですね。これまで5本連続T19をしたこともあります。
ハットはカウントアップ中に四回連続でだしたのも五月でした。その時は最期のラウンドで1ブルしかできず1000点にわずか数点足りない結果になりました。。。
次回はフォームの作り方と、Aフラになった話を少ししたいと思っています。
歴代最速の@ダーツ 【満身創痍】の四月編裏話 ダーツの初心者におきがちな怪我のあれこれ
こんにちは。きしといます。
一カ月にレーティングが3.33上昇した四月のお話の続きとなります。
下がらぬレーティング、右肩上がりのレーティングに気を良くし友人達も概返り討ちにすることができた四月。自分のダーツに自信をつけた四月です。
しかし、何事も順調というわけではありませんでした。
今回は、ダーツ初心者にありがちな怪我についてお話します。
私は広島大学で看護について学んでいる身でもあり、怪我については思うところが多々ありました。
私が悩んだ怪我は、【軸足の指】【軸足の足首】【両足のアキレス健】【右腕の肘関節】【手の指先】
の5点です。非常に多いです。
【軸足の指】
これは、私がオープンスタンスだったことと重心を前に傾けすぎたことが原因です。
オープンスタンスとは、スローラインに対して足が垂直に置かれます。
なぜこの姿勢だったかというと、他の姿勢を知らなかったからです。はい。
今思うと、的の正中線にあるブルや20を狙うのはそこそこ向いていました。
問題はとても多いですが。
まず、重心を前に向けることが非常に難しい。
つぎに、バランスをとるのが難しく、左右のナンバーを狙いにくい。
そして、最大の問題が無理やり重心を前に出した時の軸足への負担が計り知れません。
つま先立ちと踵をつけて立った時の軸足の負担の違いについて軽く説明します。
つま先立ち:接地面積10% 重心は指。使う筋肉は脹脛(ふくらはぎ)に限定
踵を付けた場合:接地面積50% 重心は踵。使える筋肉は大腿(ふともも)ふくめた足の筋肉全て。
だいたい足の全体の面積は140cm2程。男性の場合はもっと大きいこともあります。
指のへの負担は踵を付けた場合の数倍になります。さらにいうなら、人体としての強度は踵のほうがはるかに高いです。
気を付けるべきは、指関節の炎症や骨折です。
疲労骨折という言葉を皆さん聞いたことがあるのではないでしょうか。
スポーツでオーバーワークをしたときに起きる骨折です。
指に熱感が生じたり、ずきずきする徴候があります。そのほかには、指に力を入れた時に関節に痛みが走ります。
私の場合、関節に炎症が起きており骨折手前でした。少しつんのめるだけで激痛が走ったことを覚えています。
そんな時は、ゆっくりマッサージを行い、炎症であれば冷却を そうでなければ温熱法が効果的です。
【軸足の足首】
オーバーワークからの捻挫です。体重移動が多い、体幹がぶれている、負けた時に地団駄を踏む…などが考えられます。
【アキレス腱】
足首と同じ理由でアキレス腱に損傷が発生しました。歩くたびに常にピリピリとしていました。
これを放置するとアキレス腱炎に発展し、治療が長引きます。
もしアキレス腱断裂が発生したら…手術と三か月以上の完全固定、半年以上のリハビリがが必要です。
痛みが出てきたら、組織が治るまで体を休め、マッサージが効果的です。
炎症まで発展したら冷却しましょう。炎症ではない場合、冷却は効果が薄いので注意です。
【右ひじ】
ダーツを強く投げていたことが原因でした。腕を伸ばし切り、過伸展させるような投げ方をしていました。
これは、肘が過伸展しないように関節を作っている骨格 靭帯 腱全てに悪影響です。
肘を伸ばすと激痛が走る、そんな方はフォームを変えましょう。
【手の指先】
ダーツを雑に抜いていました。右手の親指 人差し指 中指の皮がボロボロになり、剥げました。痛みはないですが、異常な荒れようだったので指のケアを急いですることになりました。
このように様々な怪我が発生したのも4月です。私は、怪我があってもダーツを投げ続けましたが、今後練習量を増やすためのフォーム改善もしようと考えることにしました。
六月現在では、どの問題も解決し何の支障もなく毎日5~8時間の練習をこなせています。
一つ言えるのは、ダーツもスポーツです。よって、オーバーワークは怪我の原因になります。
ダーツはスポーツですが激しく動きません。よってフォームが適切なら人体に支障が出ることはあまりありません。
何事も基本から、正しく考え適切な練習に取り組むことが何よりも近道です。
がんしゃらな練習は非効率的です。あ、この話は長くなるのでまた別の機会に。
そのうち、最速でAフラになった練習法を書き残すと思います。
ちなみに、私がAフラになったのはちょうど30回目の外投げ練習です。
歴代最速の@ダーツ 【日々成長】の四月編
こんにちは。きしと言います。
三月編に引き続いて四月編を振り返りたいと思います。
四月は休みの日は毎日ダーツに行っていました。この時も、全て店に投げに行っていたので家では練習していません。今思えば勿体無いですが、当時はかなり熱を入れて練習しているつもりでした。
1ダーツに熱が入った理由
2四月の軌跡 ←レーティングのあげ方について
について記載します。
1ダーツに熱が入った理由の一つは、頂点を見たことです。この頃ダーツの試合をYouTubeで見るようになりました。
ダーツの頂点。あのお方しかいませんよね?
フィル・テイラー です。
初めて見たダーツの試合がフィルの試合だった幸運はこの上ないものでしょう。丁寧に狙いをつけ、体幹をブラさず一投一矢に集中を乗せるフィルのダーツは私の根幹を形成したと言えます。
フィルのダーツをする事ができれば、頂点であると考え目指す壁の高さを朧げながら知覚しました。
2 四月の軌跡に入りたいと思います。
レーティングの上昇を見ればこの上なく順調であると言えます。
3.5から始まり、6.62になりBフライトに入りました。
一月の上昇値は3.33で、これはランキング35位に載っていました。
どのくらい意味があるかはわかりませんが、自分の名前が載っていたことに感激しました。
四月の成長はどうすればレートが上がるか考えながら実行された結果です。
もしかしたら、レート3〜6の間で壁を感じている人にとって
「参考になるレーティングのあげ方」になるかもしれません。
なるといいなぁ
まず、四月は前・後期に分ける事ができます。
三月をブルの練習に特化させたことは前回お話ししましたが、補足しておきます。
だいたい一日に01ゲームを30ゲームほどしていました。
そして、四月に入る頃には01のスタッツが50は安定して超えるようになりました。
この50は安定というスタッツは僕の中でとても重要でした。
【01スタッツが50とは】
この数字は、2ラウンドに1BULLが安定した時に出るスタッツです。
100点を2ラウンドで取る計算なので、1BULLが入ると残りの5ダーツで100ー50の50点を取ればいいことになる。
キャッチは1〜20の数字に均等に入ると仮定すると平均して1ダーツにつき10点。
つまり、5ダーツで50点入る計算です。
このようにスタッツ50はまあまあブルが安定するスタッツと考えていました。
この数字はブルのヒット率に比例して上昇していき、四月の前期には60を超えるようになっていました。
その頃には、スタッツが4を超えており私を誘ってくれた友人に追いついた形になりました。ここまで3週間程度ですね。友人は半年くらいのダーツ歴と聞いていました。
友人からそろそろスタンダードもできると言われたので嫌々ながらクリケットに挑戦、、、
すると、「あれ?入る!」
以前とは明らかに精度が違うことに気がつきました。
理由は単純です。ブルは全ての基本。
的の真ん中を狙う練習を只管に行うと、まっすぐダーツを投げる事ができるようになるのです。もちろん20の練習は20を投げ続けることが一番の速さですが、基本となるブルの練習は全体的な精度の底上げになると確信しています。
そこからは只管にクリケットの練習に費やしました。これが四月の前期です。
一日にだいたい01が10回前後に対してクリケットは20回前後プレイしています。
全体的に上がった精度をクリケットナンバーに適応させようと考えたからです。
ダーツライブにおいてクリケットのスタッツはレーティングに大きく影響します。
私はクリケットのスタッツを只管に高めることにより四月二十日の段階で
01スタッツ62 クリケットスタッツ2.24 RT5.44
まで到達しました。
このタイミングで友人の勧めでマイダーツを購入することになります。これはまた後日。
ここから後期の話をします。
後期は再びクリケットにつまづくところから始まります。原因は単純で、トリプルに入らない以上スタッツが2の中盤から伸びなくなったからです。
そこで私は再びあの方法を取ることになったのです。
そうです。全力でブルの練習です。新しいバレルやフォームを考え、一投一矢乾坤一擲の集中でブルに向き合いました。
四月二十七日のデータです。
01 25回 クリケット9回 ビックブル10回 カウントアップ8回
一日に200ブルくらい入れています。
この時の目標は01スタッツ70です。
先ほどの計算を思い返していただくと、これは1ラウンドに1ブルとキャッチ10✖️2という計算になる事が理解できると思います。
1ラウンド1ブルキープですね。これができたのが四月二十九日で01スタッツが72
ブル率も30%でした。
振り返ると、クリケットと01で交互に練習することで絶え間なくスタッツをあげた事がわかります。これは意外と重要で苦手に向かい続けるよりも新たな道が開けたり、モチベーションのアップにもなります。
ここからは補足的な情報です。
RT3 5日
RT4 3日
RT5 3日
RT6 4日
これはそのレーティングに滞在した日数(この時は家に盤がないので練習しに行った日)で、つまり次のレートになるのにかかった期間とも言えます。
考えて練習すれば伸びる、この時は天井も停滞も感じる事なく一ヶ月を駆け抜けました。
最後に四月のアワーズです。
BULL 1363
LOW TON 131
HIGH TON 2
HIGH OUT 4
HAT TRICK 11
5COUNT 76
6COUNT 22
7COUNT 18
8COUNT 2
実はこの間に悩んでいた事があるのですが、それは次のお話で。
次回 【満身創痍】の四月編
歴代最速の@ダーツ 【四面楚歌】の三月編
こんにちは、きしと言います。今回お話ししたいことは3点。
1 前回の補足
2 歴代最速 とは一体
3 三月の軌跡
です。
それでは 1前回の補足
本当に申し訳ありません。プロフィールを失念しておりました。
私は広島大学で三年生として在籍しています。
身長 158cm
体重 51kg
これだけでわかるかと思いますが、非常に小柄です。私より小さな男の人を大学に入ってから未だに発見できていません。これは、幼少期の頃より毎日夜中まで勉強を強制された上にさらに追加で本を読み漁っていた事が原因であると推察しております。これまで、「身長が多少低くとも全く問題無いではないか、そもそも〜」と持論を展開し儚い虚勢を張ってきておりましたが、ダーツを始めるにあたってT20の狙いにくさに絶望してしまいました。ダーツの才能が身体レベルで欠落していたとは思ってもいませんでした。青天の霹靂であります。
すみません。つい身長のこととなると熱くなってしまいます。
趣味はいつでも一つを極める性分ですので、現在の趣味はダーツです。もっとも読書は何にも有用なので毎日本を読んでいますが趣味とは言えないでしょう。
自己紹介とは、他者から疑問を抱かれてから始まります。いつかこの文章を読んでいただいた方の中で些細な疑問でもありましたらどうぞ聞いてください。嬉々として詳細にお話しします。
2歴代最速 とはなんなのでしょうか。
成長です。誰よりも早く正確に成長を遂げる過程を示しています。井の中の蛙、結構
自分が正しいと思える練習を毎日可能な限り行うことで誰よりも成長してみせるという宣言でもあります。
私は大学生として使う以外の大半の時間をダーツに使っています。周囲に師と呼べる存在がいないので独学ですが
自分が考えられる限り理論的に、時には感覚で最適を探しています。
高い確率で 歴代最速 を撤回し、若気の至りと反省する日がくるかもしれません。其の時までは歴代最速と言い続けます。実現した時は 「だから言っただろう?」
言霊にあやかりしばらく使わせてもらいます。私の成長を温かく見守っていただけると幸いです。
非常に恥ずかしいのですが。
3 三月の軌跡
やっと本題です。ここまで読んでくださった方には頭が上がりません。
三月二十一日に始めています。321です。この時のレーティングが2.34なのは面白いですね。
この頃は家では練習していません。お店に行って6〜8時間ほど投げていました。
場所はカラオケ館でフリータイムが学生710円と大変安いのが理由です。ダーツもそこに置いてあるハウスダーツを使っていました。
そこから三月のうちに5回投げに行っています。合計でレーティングは0.95上昇し、3.29になりました。三日分の練習でレート3を超えた事がわかります。
アワーズです。これに関しましては、五月編にて画像を添付すると思います。そちらをご覧になる方が分かりやすいかと思いますが、私の成長を順番に見たいという方がいるかもしれませんのであえて三月のみのデータを記入します。お手数をかけて申し訳ありません。
S BULL 430
D BULL 70
ブルは三月の間にちょうど500本入れています。調整したわけではなく偶然です。
LOW TON 32
HAT TRICK 4
5COUNT 54
6COUNT 12
7COUNT 7
8COUNT 2
初めてのハットトリックは忘れられません。
三月二十五日、始めて三回目の練習日ですね。その日からほぼ毎日数回はハットトリックをしています。
クリケットに関しましては、あまりに狙ったところに入らないという恐怖感が初日のトラウマになっていました。ブルにはなんとか入ることと対照的でした。
少しクリケットの話をしましょう。
初日は主にスタンダードクリケットをしました。二人〜四人でやったためルールの把握から覚束なく、どのナンバーも狙い方がわからなかったので満身創痍でした。それ故に、初めからブルをターゲット対象として設定し、キャッチで他のナンバーを潰すという作戦を考えつきました。ブルに入った時には賞賛され、キャッチも多い(20を狙って1や5にそれるよりも、ブルを狙う→それる→他のナンバーに当たる可能性があるの方が効率的だと考えていた。)
それが悪夢の始まりでした。例えば4人でプレイした場合、Aが20 Bが19 Cが18と別々に領土を獲得し点の殴り合いをし始めます。さらに試合が展開すると、隙を見た相手陣地のカットや隣の陣地へのキャッチによってそれぞれの領土が重複するようになります。
一方で私はブルしか狙っていないため他の陣地が取れていません。
ブル以外20の陣地があり対象の陣地が5箇所。キャッチは25%。そして其の25%を同じ箇所で三回引かなければならないため全く現実的ではありませんでした。
そう入っても2〜3ラウンドに1本はブルに当たっていたため序盤は逆に3人に大きくダメージを与える事ができていました。問題は後半戦です。前述の通り私はブル以外の領土を獲得していません。三人がいずれかの領土にヒットさせると私だけは必ずダメージをもらう状況になってしまいます。
極端に言えば20〜15の陣地を3人全員が獲得し、全員がブルを狙う構図になるのです。そして、三人分のキャッチが私の失点になるわけです。
四面楚歌の完成です。ブルを中心に周囲全土が敵地になってしまいます。私は一人だけ被弾するクリケットに打ちのめされしばらくプレイしませんでした。
そこで、私が注目したゲームがHIDDEN CRICKETです。これは、ゲーム開始時にランダムにターゲットが決定され、かつ隠蔽されているクリケットの一種です。
先に当てた方が2カウント入るため陣地を得る事が容易である事、11と14のようにいくつかの陣地が繋がっている事があることなどがスタンダードクリケットにトラウマを抱えていた私には都合がよかったのです。
クリケットの話はここまでで一旦止めておきます。
このように私の三月はたったの5回でしたが、只管にブルを狙いスタンダードのかわりにHIDDEN CRICKET で心を癒すダーツがもっぱらでした。
では次は四月編です。四月編はレーティングのあげ方について話をすると思います。
ここまで読んでいただいた方、ありがとうございました。最後に言っては恐縮なのですが特に語ることのない三月編で長く書きすぎた気がしています。
読みにくい、誤字脱字、要望などがありましたらいつでもご連絡ください。